Japanese in Darwin オージーから学ぶ人生の楽しみ方

オーストラリア人の夫のゆるーい生き方から学んだハッピーライフを教えちゃいます。「これってうつるんです。だからミック・シンドローム」

「なぜ、フィリピン女性と結婚すると幸せになれるのか?」7つの理由

 日本にもオーストラリアにも、自国の女性を差し置いて、

フィリピン女性(フィリピーナ)と結婚している男性がたくさんいます。

どうしてフィリピーナはそんなに人気があるのでしょうか?

 

フィリピンに20代の頃住んで、タガログ語をマスターしたMさんに

「結婚相手としてのフィリピン女性(フィリピーナ)をどう思うか」聞いてみました。

 

「フィリピーナには2種類しかいない。

一種類目は『結婚相手を愛し、尽くしてくれる女性』だ。

 

二種類目は『結婚相手の財産や地位を利用して、フィリピンから逃げ出す事だけしか考えていない女性』だ。

 

前者に当たれば最高に幸せになれる。後者だったら、彼女がもっと良い男性を見つけた時に、あなたは捨てられるね。」

 

30年以上フィリピン人と交流があるMさんだけに、発言はフィリピーナの現実をよく見ていて、シビアです。

 

なぜ、フィリピーナとの結婚が、日本を含む多くの先進国の男性から好まれるのか、フィリピーナの特徴的な性および外見をまとめてみました。

 

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【良い点】

1.惚れた男性に尽くす 結婚すると、とことんまで尽くしてくれます。特に欧米人・日本人にとっては「自国の女性みたいに、してもらう事だけを考えない。小さな事でも、素直に喜んでくれる。」ので、喜ばせ甲斐があるのです。

 

ここでの注意点は、それを当たり前と思わず、感謝の気持ちは「ありがとう」と言葉に出して言う事です。日本人ではありませんから、言わないと伝わらないのです。

 

長年連れ添って来た日本人夫婦のように、「言わなくても(俺の気持ちは)わかるだろう」と、亭主関白に徹するのはよくありません。月に1回は夫婦二人だけでデートをする。結婚記念日や誕生日は忘れずに祝う。などマメに愛情を伝える努力をする事です。そうすれば、夫婦生活は上手くいきます。

 

 

2.外見が可愛らしい  童顔なフィリピーナは、日本人&オーストラリア人の好みの外見です。(あくまでも、個人差がありますが)

 

 

3.小柄でスリム。年をとっても若々しい  20代を過ぎるとあっという間に太ってしまい、若かった頃の姿は見る影もなくなってしまう欧米人と比べて、いつまでも若々しいフィリピーナは、とても魅力的です。

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4.料理上手   オーブンでパイやピザなどの解凍料理・野菜を混ぜるだけサラダしか作れないような欧米人より、美味しいフィリピン料理を作れるフィリピーナとの結婚に軍配が上がるのは、無理もありません。「男をつかむなら胃袋をつかめ」を日頃から実践しているのが、彼らなのです。

 

5.明るくて元気  フィリピーナのママ友の開くパーティに参加した事があります。気が付いたら、カラオケ・ダンスパーティになっていました。子どもを産んでも、色気たっぷりのダンスを見せるフィリピーナ達に、私達日本人と、旦那様(欧米系)は圧倒されて、ボーっと見ているだけでした。

 

 

 

6.働き者   仕事を2つも3つも掛け持ちしても平気な働き者で「こんなに細い身体のどこに、バイタリティーがあるんだ!?」と驚くばかりです。

 

 

7.家族を大切にする  家族のために、一生懸命働くフィリピーナの姿は感動するばかりです。フィリピンにいる家族が、日本に住む自分たちより収入が少なければ、援助するのは当然の事。ですから、毎月数万円を家族に送るフィリピーナもいます。あなたがこれを「承知できない」とするならば、フィリピーナとの結婚は難しいでしょう。

 

 

【悪い点】 以下は、フィリピーナと付き合った男性が訴えた特長です。

あくまでも個人差があります。少なくとも、私が付き合ってきたフィリピーナに以下のような人はいませんでした。

 

1.小さな嘘が多い、先の事を考えていない

2.時間を守らない

3.プライドが高く、見栄っ張り

4.嫉妬深い

 

【フィリピーナが海外へ進出する地理・歴史的背景とは?】 

 フィリピンの人口は約1億人で、世界で12番目に人口が多く(2016年UN調べ)人口の約55%が農村などの過疎地に住んでいます。人口の7.5割の人が一日5ドル以下の収入で暮らしています。そのうち、1800万人以上は一日1.2ドル以下で暮らす最貧困層です。

 

そのために、多くのフィリピーナが職を求めて海外へ移住するのです。

 

 フィリピーナの平均結婚年齢は24.4歳ですが、90年代には10代でほとんどが結婚した事を考えると、その年齢は徐々に上がってきています。 

 

 カトリックの国フィリピンには離婚という制度がありません。いったん結婚したら、それは生涯有効なのです。フィリピーナがフィリピン人と結婚した後、夫が妻子を置いて逃げたしまったとしても、独身に戻る事はできないのです。けれど、裁判に訴えて「この婚姻は無効である」という判決を裁判官が出したら、その婚姻は始めからなかったことになり、晴れて独身に戻る事ができます。(この手続きを「アナルメントAnnulment」と呼びます。)

 

ジャパゆきさんが、70年代に日本にやってきた理由とは?】

 ジャパゆきさんとは、1970年代後半から急激に増えた「日本に出稼ぎに来る東南アジア人女性(特にフィリピーナ)のことを指した言葉です。この言葉は1983年に流行語になりましたが、最近では海外からの出稼ぎ労働者が増え、死語となりました。

 フィリピン人女性Mさん(30代、オーストラリア人と結婚。市役所勤務)に話を聞いてみました。

「『なぜ、フィリピーナが外国人と結婚するか?』と言うと、安定した家庭が欲しいからなの。フィリピン男性と結婚しても、それが得られない事が多いのよ。子どもができても、働かない。家計を支えないどころか、どこかへ行方をくらましてしまう人も少なくないの。だから、子どもを親や家族に預けて、海外に出稼ぎに行く人もいるわ。」

 

「私の子どもの頃、『ジャパゆきさん』が流行っていたわ。近所のお姉さんたちはダンススクールに通って、歌やダンスのスキルを磨いていたのを覚えているわ。」

 

 Mさんの出身地は地方で、貧しい家の出身者が多かったそうです。金銭的にダンススクール代金を出すのは大変だったはず。それでも、フィリピンにいては未来がない。そんな彼女たちにとっては、「手に職をつける」=「日本でダンサーとして働く事」は、貧困からの脱出手段だったのです。

 

 当時、日本に来ていたフィリピーナたちは、興行ビザ(タレントビザ)を支給されていました。彼女たちはホステスではなく芸能人として働きにきていました。(法律では、一緒に食事に行く「同伴」はもとより、「接客」も禁止されていました。

 

けれども、日本ではフィリピンパブは風俗産業・水商売と思われていたためか、日本行きの興行ビザ(タレントビザ)の発給がストップしてしまいました。その為にフィリピーナの多くが帰国を余儀なくされました。

 

 専門職―ITエンジニアや医療従事者・法律家・経営マネジメントーとして海外に出稼ぎに行くフィリピン人もいますが、彼らは恵まれた家庭で育ち高等教育を受けた、ごくごく限られた人々なのです。

 

 渡航先ではせっかくの資格が認められず、農場などの単純労働に就いている女性もいます。

土木エンジニアだったKさんは、オーストラリアではマッシュルーム農場で働いていました。

「フィリピンでエンジニアだった頃より稼げるので、私は満足よ。」と話すKさんは、フィリピンに住む家族に仕送りもしていました。

 

 

 

【じゃぱゆきさんが、夢の国・日本に来るには「結婚しかない」?】

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 フィリピーナにとって「夢の日本行き」は、ビザ取得の問題があります。学生になるには資金がない、けれどお金を稼ぎたい若いフィリピーナにとっては、「日本人との結婚」が一番の近道です。

 

とは言っても、フィリピンにいて日本人の配偶者を見つけるのはかなり難しいため、プロモーターの斡旋で見ず知らずの日本人男性と形式だけの結婚をして、日本行きを目指す人もいます。(注:最近ではインターネットで探す人もいます。)

 

それが愛に発展すれば良いのですが、日本に合法的に入国する事のみに婚姻関係を利用する女性もいます。これが偽装結婚です。そのために、日本の入国管理局はこの偽装結婚を厳しく監視しています。本当に結婚生活をしているか確認するために、自宅訪問をする事もあります。

 

【理想的なフィリピーナとの結婚相手を望んでいるあなたへ】 

 

 いつまでも若々しく、料理上手・家族思いで、働き者。しかも、夫に尽くしてくれるフィリピーナと結婚できたら、あなたは世界一の幸せ者になれるかもしれません。

 

 ただし、『あなたの財産や地位を利用して、フィリピンから逃げ出す事だけしか考えていない女性』に捕まらないように、お相手は慎重に選びましょう。成功をお祈りします。