Japanese in Darwin オージーから学ぶ人生の楽しみ方

オーストラリア人の夫のゆるーい生き方から学んだハッピーライフを教えちゃいます。「これってうつるんです。だからミック・シンドローム」

「国際恋愛を成就させるために大切なこと3つ」

国際結婚というと、素敵なイメージがあるらしく、国際結婚した筆者も色々質問されてきました。以下が代表的な質問です。

 

「どうやって出会ったの?」「どこの国の人?」「肌の色は?髪の色は?目の色は?背は高い人?」「将来はどちらの国(彼の出身国?日本?)に住むの?」「子どもはバイリンガルに育てるの?(育つの?)」

 

ここでは、国際恋愛をしている方(その予定の方も含めます)が幸せをつかむために、国際結婚にまつわるお話をします。

前半は、あなたにふさわしいパートナーの選び方を後半は、いつまでもラブラブでいられるために必要なことをお伝えします。

 

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1.本当にその人でいいの?

国際結婚のステレオタイプなイメージは以下の通り。「夫は金髪で青い目でハンサムで「ダーリン&ハニー」ど呼び合い、レディファーストで、月に1回は夫婦だけでデートをする。もちろん、「I love you」と「You are beautiful」など女性を喜ばす言葉をかけてくれる。いくつになっても手をつないで歩いたり、キスやハグもしてくれるので、女性として満たされる。」(私もこんなダーリンが欲しいです。)

 

上記のような男性が、稀にはいるかもしれませんが、全く正反対の男性も少なくありません。彼と出会って深い付き合いになる前に、(深い付き合いになった後でも、いいですから)一度以下の質問をよく考えてみてください。

 

 「彼が日本人であっても、あなたは彼と結婚したいですか?」

 

 この質問に即答で「YES」と答えられる人は、きっと彼を選んで間違いないでしょう。なぜ私が、このような質問をするかと言えば、「外国人とつきあいたい」という一心だけで、特に魅力もない、時には危険な男性と付き合っている女性もいるからです。彼の人となりー成育歴、タバコ、アルコール、女性関係などは、しっかり確認してから、付き合い始めた方がいいです。

 

結婚してから、子どもができてから、ドメスティックバイオレンスに悩まされて、離婚を余儀なくされた日本人女性を何人も見てきました。自分を大切にしてください。

 

2.彼とケンカできるだけの語学力はありますか?

「彼が日本語が流暢で、絶対に日本語しか使わないわ」というカップルは別として、彼と日常会話は支障ない程度の語学力は必要です。

 

恋愛時代はそれほど語学力がなくても、ラブラブ関係は意外と続くものです。けれども、結婚してからは生活を共にする人です。些細な用事ですら、語学力のなさで通じない、会話を楽しめない相手だったら、一緒にいる意味はあるでしょうか?

 

若い時はあなたの外見の魅力だけで、彼をつなぎとめられても、将来はあまり明るくないでしょう。ちなみに「彼とケンカできるだけの語学力」とは、「彼とケンカをしましょう」という事ではなくて、「自分の意思を伝えられる程度の語学力を持ちましょう」「意見がぶつかり合った結果、彼とケンカになるかもしれないけれど、それを恐れない自己を持ってほしい」という意味です。

 

3.一人でも食べていけるだけの生活力はありますか?

「絶対に日本に住むという約束で結婚したのに、夫が母国に帰りたくなったので、移住する事になった。」「夫がリストラされた。」「減給になった。」「病気になって働けなくなった。」「ドメスティックバイオレンスで離婚した」「シングルマザーになった」様々な理由で、日本または彼の母国で、生計を立てる事を余儀なくされる事があります。

 

その時、家族を養っていけるだけのスキルがあなたにはありますか?もし外国に住んでいて、その国の言葉がビジネスレベルで使えないとしたら、あなたのできる仕事は、例え大卒であっても、清掃人や工場などの単純作業に限られます。あなたはそれに耐えられますか?

 

そのような事にならないためにも、語学力を磨き、会社でのスキルアップに励みましょう。海外でも専門職に就いている日本人女性は多くいます。努力すれば、あなたにもきっとできるはず!

 

国際結婚で、いつまでも良好な関係でいるために~3つの秘訣

いつまでも愛を分かち合えたらとても素敵ですよね。国際結婚で、ラブラブ状態を続けるために、貴方ができる3つの事をお伝えします。

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1.考えている事は、言葉に出して表現する

日本は察する文化なので、我々日本人は「言われる前にやる」「相手の考えている事を推察して動く」のが得意ですよね。でも日本人じゃないあなたのパートナーにそんな事を期待しても「僕は相手の心を読めるわけじゃないんだ」と言われるのがおちです。

ですから、やって欲しい事は、小さな子供に話しているように、はっきりと具体的に伝えましょう。我が家では昔、こんな失敗がありました。

 

私「お店に行くならついでにあれ、買ってきてね。」

夫「あれって何?」

私「あれって、いつも週末に買ってきてくれているじゃない。赤ちゃんのオムツよ」

帰宅後の夫。「買って来たよー」と買ってきたのは、オムツはオムツでも、我が家ではもう買わないと決めたブランド。

私「どうしてこんな違うもの買って来たの?」

夫「だって君がそういったんじゃないか。」

私「全然違うわよ!毎週いつも○○のオムツを買ってきてくれているじゃない。「このブランドのオムツは肌さわりが良くないから、もう使わない」と決めたの覚えていなかったの?」

夫「もういい。これからは自分で買いに行って」

 

次は、結婚したばかりの頃の話です。初めて二人で暮らすようになって、段々イライラがたまってきました。でも私がここで何かを言うと、きっと爆発してしまうだろうと推測できたので、我慢していました。

 

けれども、夫がある日「何か不満があるなら、言ってくれないか?そうやっていつもムスッと黙って不満顔でいられても困るんだ。僕は君の考えが読めるわけじゃないんだから。」と言ってきました。

 

「そうか、不平を言ってもいいんだ。むしろ、思っている事を黙っていられる方が、彼のような英語圏出身の人間には苦痛なんだ」とわかって以来、どんどん意思を伝えるようになりました。意見が対立して口論するようになったけれど、むしろお互いの事がよくわかるようになった気がします。

 

2.二人だけの時間を大切にする

欧米圏では、例え小さな子供がいても、夫婦二人だけの時間を過ごす事は当然とされています。映画「ピーターパン」や「パディントン」にもベビーシッターを雇って、夫婦で外出するシーンが出てきますよね。ロマンチックなレストラン・デート、映画鑑賞や観劇・ミュージカル観劇、職場のクリスマスパーティなど、あらゆる事が夫婦・カップル単位で行われています。夫の職場のパーティに妻が招かれる事なんて、日本ではおそらくないと思いますが、こちらでは普通です。

 

また、1週間~3週間の長期の旅行でも、子どもを祖父母に預けて旅行するカップルも少なくありません。結婚して子どもができたら、「パパ」「ママ」と呼び合う日本のカップルは、子どもの両親としては十分ですが、夫婦としての結びつきは弱いのです。

 

デートに出かける時は、最高にオシャレをして、いつも魅力的な装いでいきましょう。

 

3.夫婦で一緒にできる趣味や活動をみつける

例えば、テニス・ゴルフ・スキー・サイクリング・登山・ハイキング・釣りなどのスポーツ、ソーシャルダンス、エアロビクスなどのダンス系、ガーデニングDIYなど日曜大工・映画鑑賞・旅行など、二人で続けられるものが、いいですね。

 

友人N夫婦はバイクのツーリングにはまっていて、毎週土日にはケアンズ周辺でツーリング仲間と遠出をしています。S夫婦は小型飛行機の運転が好きで、二人乗りの小型飛行機を所有しています。毎週末には、二人で近くを飛行して、空の旅を楽しんでいます。私も乗せてもらった事がありますが、とても素晴らしい眺めですよ。

 

Kさんの奥様はソーイングが得意なので、しょっちゅう服を作っています。Kさんは奥様のために、大型のソーイングテーブルや棚を作ってあげたりして協力しています。家族全員のコスチュームを作って、家族そろって19世紀のコスプレで写真撮影した事もありますが、その時代の人かと思うような出来栄えで驚きました。

 

 

まとめ

国際恋愛を成就させるために大切にすべきことではパートナー選びは慎重に。彼の言語でケンカできるくらいの語学力と意思力、そして生活力があれば何があっても乗り切っていけます。

 

そして、国際結婚はいつまでもラブラブ状態を続けるのに、夫も努力してくれるので、あなたの理想の結婚生活が送れることでしょう。あなたの理想の結婚が叶いますように、この記事が役に立つことを願っています。